銀座線は黄色いよ

ただの銀座が好きなK-POPオバサン

モヤモヤしたライブ

お久しぶりです!銀座です!

なーんと!今月から韓国住みます!

 

さて、わたくし先日とあるグループの解散ライブに行ってまいりました。

と、お聞きになってあの年間60億稼いだやつか?とお思いでしょう。

断じてそちらのグループではございません。

 

わたくしとても期待しておりました。

何しろ前回のライブがとても良かったからでございます。今回も感極まってわたくしは泣くのだろうと思っておりました。

 

(厳密には泣きましたが)

 

家から1時間超かかるライブ会場へ行き、昼公演も夜公演も見させて頂きました。

 

昼は肩慣らしだろうと、夜はすごい感動ムードにつつまれて最高なんでしょ?やばたにえんとか思っておりました。

 

昼はさらっと終わったのですが、推しの様子がライブ中おかしく、メンバーの誰ともあまり話さないのです。

ライブ中のMCも全く参加せず一応ニコニコしてるという様子でした。

 

いつもニコニコ頑張るタイプなので、具合でも悪いのか、疲れているのか、特典会で話す機会があったので様子を見ようと思いました。

 

とりあえず特典会では「お疲れ様」と韓国語で伝えました。特典会ではいつも通りニコニコした様子で「アリガトウ」と返してくれました。

でもまるでそれは、ファンの姿を目に刻もうとしてるようでした。ずっとこっちを見つめていました。

 

なーんだ、普通じゃない。今まで通りだ。夜の公演も大丈夫だね。なんて思って友人が来るのを待っていました。

 

ちょっと休憩して夜の部が始まりました。

最初の曲は良かったのに、なんだかずーっと違和感を感じるライブでした。

選曲が良くないのか、セトリがよくないのか、

なんだか自分たちのやりたい事を詰め込んで、

こちらは置いてきぼりになっている気持ちになりました。

 

最後感がなんだか弱い、妙にユニット曲ばかりやる、とりあえず日本の曲歌っておく、、、これは一体なんだろう?と思ってしまいました。

 

ただしかし、もう彼らの、彼ら一同のコンサートを見ることは一生無いので、その場で消化するしかありません。

こういうものなのか?と思いつつも彼らとサヨナラしなければいけない悲しさで気持ちが右往左往しておりました。

 

一生懸命応援しました。私の価値観ですが、本当に一生懸命。ボードも夜なべして作りました。

彼らに届くように、次のステップに進む勇気になるように。

 

でもなんだか、届かないのです。

 

終わったあと、会場は拍手に包まれました。

私だけがモヤモヤしてるなら、私の勘違いで仕方ないと思いました。

 

ですが、一緒に来ていた友人と感想を話していると結局出てきてしまったのが「あれは一体何だったの?」だったのです。

 

何を見せられたのだろう?自分たちが本当にこれがしたかったのだろうか?一体どれくらい時間かけたのか??これでいいのか??

 

なんだか物凄いモヤモヤムカムカしたのです。

私は私なりに一生懸命応援してきました。

彼らの挑むステージに鳥肌が立つほど感激し、こんなに毎回毎回のステージを一生懸命やるグループは無いとまで思ったのです。

 

それがなんで最後これ????

 

怒りをどこにぶつければ良いのか分かりませんでした。

彼らは一生懸命ここまできた。一生懸命ライブもやったのだと思う。私みたいな人間が怒って良いことじゃないのだ。

でも、これでいいの???

 

分かりませんでした。結局友人とグチグチ言うしか方法がありませんでした。

 

ここで隠れてグループ名も出さず言うこと自体卑怯で、卑劣な行為なのかもしれません。

書くこと自体彼らを傷付ける行為に違いありません。

ですがそれ以上に私は自分の気持ちのやり場に困ったのです。ここでしか吐き出せないほど。

 

何故か考えました。何故モヤモヤするのか、何故悲しくなるのか。

 

それは私が本当に自分勝手に彼らを愛していたからだと確信しました。

本当はもっとテレビに出て欲しかった。

本当はもっと活動して欲しかった。

本当はもっとステージに立って欲しかった。

本当はもっと見ていたかった。

本当はもっと売れて当然と思っていた。

 

私は彼らのやっと掴んだぞ!という勢いでステージをこなす姿が大好きだったのです。

最高にかっこよかったし、本当にあれ以上のバスキンは見たことないくらい素晴らしかった。

 

最終的に思った事は、ゴメンねでした。

 

もっと売れさせてあげたかった。

もっとテレビに出させてあげたかった。

もっと賞レースに参加させてあげたかった。

何も出来なくてごめんね。

それでした。ごめんねでした。

 

 

自分の無力さに悲しくなりながら、推しの様子がおかしかったのは、みんなと離れたくなくて、みんなと話してしまうと泣いてしまうからだと気付きました。推しは大粒の涙を最後の公演で流していました。

 

気付けなくてゴメンね。

 

グループ全体が最後感を出さないのは、次のステップを見据えているからのように思えてきました。

それはそれで仕方ない。

 

彼らは前を見て進んで笑顔で最後を迎えようとしている。それはそれで仕方ない。止められないのだなと痛感しました。

 

私みたいに情けない人間がいつまでもモヤモヤ色々考えてしまうのだなと思いました。

 

 

 

セトリ、ライブの内容はきっとみんなスケジュールが詰め詰めの中頑張ってくれたからこうなってしまった(とわたくしの個人見解では)のだろうなと思いました。

 

 

家に帰ってから「もう彼らの躍動感溢れるステージを見ることは無いのだ」とミューバンのステージを見ながら思いました。

 

そうしたらすごく悲しくなって、泣きました。

 

みんなが幸せでありますように、これからもっと飛躍できますように。やりたい様にできますように。

 

自分勝手なオタクで本当にごめんね、ありがとう。

 

お疲れ様でした。